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自由人【フィリピンの花物語】

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自由人【フィリピンの花物語】
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ふと外に出て 上に目を向け
       耳を澄まして
       陽に聞き   暖かさを感じ
       風に聞き   囁きを感じ
       匂いに聞き  美味しさを感じ
       色に聞き   時間を感じ
       足の向くまま 気の向くまま
              自分探しでもしてみますか
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ハイビスカス

2009/01/19 06:11
ハイビスカス
 フィリピンの民話「グマメラ」


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 グマオン山の麓の村に、母親と二人の娘が住んでいました。

 

 二人の娘はとても美しく、特に妹のメラは「グマオンの娘メラ」として遠くの村の人にまで知られているほどでした。

 

 姉は働き者で、優しく親切でしたが、妹のメラは働くより遊ぶ方が好きで、姉が働いている間も美しく着飾って出歩きました。

 

 ある年、日照が続いたため、村人達は広場で雨乞いの準備をし、夜になると雨乞いの踊りを踊りました。

 

 途中でメラと母親がやってきましたが、メラは真っ赤な服を着ていました。

 

 大多数の村人達は、メラの服が真剣な祈りの場所にふさわしくないと思いましたが、若者達はメラをかこんでお酒を飲んでふざけて騒いでいました。

 


 いつしか雨が降り出しました。母親はメラがいないのに気付いて、村人と一緒に捜しましたが見つかりませんでした。

 

 翌日も母親と村人はメラを捜しに広場へ行きましたが、やはりメラの姿はありませんでした。

 

 そのかわりに広場の中央には見たこともない木が生えていました。

 

 木の枝についている大きな花の色は、メラの服と同じ鮮やかな赤い色をしていました。

 

 メラは神様の罰を受けて花に変わってしまったのでした。

 


 その花は、グマオン村のメラ、「グマメラ」と呼ばれるようになりました。

 

 「グマメラ」とは、タガログ語でハイビスカスのことです。

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百個の目を持つパイナップル

2009/01/16 10:07

                              216 

パイナップル

 フィリピンの民話「百個の目を持つパイナップル」


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 昔、ピニャンという女の子が母親と二人で住んでいました。

 母親はピニャンを可愛がり、家の仕事を全くさせませんでした。

 母親が働いている間、ピニャンは庭で楽しそうに遊んでいました。

 ピニャンの遊ぶ庭には夜になると光が見えるので、人々はピニャンが妖精と遊んでいる、と思いました。

 

 ある日、母親は具合が悪くなり、ピニャンに食事の支度を頼みました。

 ピニャンは働き始めましたが、

「お鍋はどこ?」、

「お米はどこ?」、

「しゃもじはどこ?」

と母親に聞いてばかりいました。

 頭痛がひどかった母親はいらいらして言いました。


 「お前は本当に役立たずだ。お前には百個の目が必要だね」


 すると不思議な声が聞こえてきました。


 「望みをかなえてあげましょう。」


 驚いた母親はピニャンを呼びましたが、返事はありませんでした。

 ピニャンの姿を捜して庭を見ると、大きな実をつけた見なれない植物がありました。

 母親は急いでそこへ行きました。

 たくさんの目がついているような変わった形の実がついていました。

 母親は自分が言った言葉を思いだし、後悔して実を抱きしめて泣きました。


 母親は娘の思い出に、この果物をピニャンと名付けました。

 フィリピンの人々は、この果物をピーニャと呼びました。


 フィリピンの人達はパイナップルの模様を「目」と呼んでいるそうです。

 パインアップルは、松笠に似た林檎を意味しています。


花言葉は、あなたは完璧・完全無欠

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ナラ III

2009/01/12 05:01

                                                                     195 

フィリピンの民話「ナラの樹液が赤いわけ

 昔、タヌダン峡谷を見下ろすパトカン山の頂上に1本の大きなナラの木があり、その木陰は人々の憩いの場でした。

 

 峡谷には、イドンサン(「とても美しい」の意)という名の本当にとても美しい村長の娘が住んでいました。

 

 イドンサンは多くの若者に好かれていましたが、誰にもなびかなかったので、若者達はナラの木陰でよく失恋話をしていました。

 

 ナラの木はイドンサンの噂を聞いているうちに彼女の心が欲しくなり、人間に変身してイドンサンの家へ行きました。

 

 ナラの木はウグヤオ(「とてもハンサムな」の意)と名乗り、イドンサンに気に入られて結婚することが出来ました。

 

 二人に子供が生まれて2ヶ月たった頃、イドンサンは当時の習慣通りに夫の両親に会いに行きたいと言いました。

 

 ウグヤオは自分がナラの木だと打ち明ける勇気がなかったので、イドンサンの言葉を無視して畑仕事を続けていましたが、イドンサンがしつこくせがんだので、とうとうナラの木に戻ってしまいました。

 

 山に来た人々は、ナラの木が戻ってきたので喜びました。

 

 でも、白かったナラの樹液は、人間になって暮らしていたために血と同じ赤い色に変わってしまっていました。


 Michael Vescoli著、豊田治美訳「ケルト木の占い」(NTT出版)より引用。

 "8世紀のヨーロッパのほぼ半分はナラの森に覆われていました。この時代にゲルマニアを宣教した聖ボニファティウスは、キリスト教を宗教としない異教徒たちに、彼らの神は何の価値も無いことを示そうとして、彼らにとって神聖であったナラの木を切り倒してしまいました。神が宿っているはずの木を守れなかった神には効力がないという理由で、それからナラの木は、悪魔の木になりました。以来、魔女だけがこの木を大切に扱うようになりました。彼女たちは、自分の身の安全をこの木に祈願し、この木を守りました。長い間、5月1日の前夜すなわちヴァルプルギス前夜(民間伝承では、聖ヴァルプルギスの祝日の前夜に魔女達が集まり、酒宴を開くといわれています)に、魔女たちは木の根元に集まったと考えられています。だから、のちに彼女たちは、ナラの薪木で火あぶりにされたのです。"


ナラ(木)の花言葉は、独立・歓待
ナラ(葉)の花言葉は、剛勇

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ナラ II

2009/01/11 00:54

                            229 

フィリピンの民話「双子の木

 

 フィリピンの山奥では子供が生まれると、記念に木を植えることになっています。

 人々は、この木のことを、子供と同じ魂を持つ「双子の木」と呼んでいます。


 可愛い女の子のブガンが生まれると、両親はみんなと同じように双子の木を植えました。

 両親はブガンが美しく強くなることを望み、ボンドックの森に茂る丈夫で美しいナラの木を選びました。

 ブガンは自分の双子の木を大切に育てていましたが、病気になってからは木を見に行くことができませんでした。

 そして、ブガンの小さな命の火が消えると木はすっかり弱ってしまい、地震の時に倒れてしまいました。

 双子の木もブガンの所へ行ってしまったのでした。

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ナラ I

2009/01/10 00:42

                                                      211 

(なら)
 ナラはフィリピンの木工芸に欠かせない木です。


 フィリピンの民話「ナラ」




人気の木、ドングリの木コナラ 苗木 樹高1.0m前後


山中漆器 日本の銘木 漆の器 汁椀 『楢 なら』 【汁椀】


 昔、ビコール地方の海辺にとても豊かな村がありました。


 ある年、村に疫病が流行り、多くの人が死にました。


 村長は村人を集めて、他の土地へ移ることを提案しましたが、村人は豊かな村を捨てたくなかったので誰も返事をしませんでした。

 その時、他所の村から来たナラという若者が言いました。


 「私はこの病気によく効く薬を知っています。作り方を間違えると恐ろしい毒になりますが、この村を救うために作ってみましょう。」


 ナラのつくった薬で病人は回復しました。

 村人はナラに感謝し、彼を尊敬しました。

 しかし村長はナラの人望を妬みました。

 ナラに薬の作り方を丁寧に教えてもらうと、できあがった黄色い薬を皮袋にしまい、ナラを切り殺しました。

 その場面を村人が見られたのを知ると、村長は逃げていきました。

 村人達はナラを小高い丘に埋めました。

 何日かすると、ナラを埋めた所から見慣れない木が生えてきました。

 木には黄色いふわふわした花が咲きました。

 その年からは疫病にかかるものがいなくなりました。

 人々は若者の名にちなんで、この木をナラと名付けました。


 一方、ナラを殺した村長は逃げ隠れしているうちに身体が縮み、醜いカニになってしまいました。

 ナラの花の咲く頃に、岩の下やどろ土の中に隠れているカニを掘り出してみると、おなかに黄色いふわふわしたものをかかえています。

 それが、村長が持って逃げた皮袋だそうです。

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夏蜜柑

2009/01/09 00:32

夏蜜柑(なつみかん)

 フィリピンのルクバンの地名伝説。




夏みかんの中から甘い品種を選抜甘夏(川野夏橙)(あまなつ(かわのなつだいだい)・みかん類)


全国菓子博覧会にて大臣賞受賞!萩で取れた大きな夏みかんの中をくり貫いて、皮の中に特製のよ...


 昔、3人の猟師の男達がラグナ州のマハイハイからやってきました。

 彼らは近くの密林で動物や鳥を狩りをしながら森の中を歩き、定住するのによさそうな場所を探していました。

 眺めのよい場所を見つけて大きな木の下で休んでいるとカラスの声が響き渡りました。

 カラスは凶兆なのでカラスの鳴く場所は避けて、あちこち見て回りました。

 そしてとうとう定住するのにふさわしい場所を見つけました。

 そこでは、三色の羽のカワセミがつがいでさえずっていたので、素晴らしい吉兆だとして3人はそこに住むことに決めました。

 そして小さな村ができました。その村の真ん中にルクバン(夏みかん)の木が育っていたので、地名をルクバンと名付けました。


 夏みかんの始まり。

 18世紀初頭に、山口県長門市の青海島(おうみじま)の海岸で西本於長(にしもとちょう)さんという女の子が、漂着した大きなミカンのような実を拾いました。

 彼女はその実を持ち帰って種をまき、大きな美しい実を実らせました。

 これが夏みかんのはじまり(原樹)です。

 大日比(おおひび)の海岸に近い西本家邸内に1本だけ残る夏みかんの原樹は、天然記念物に指定されています。


 夏みかんの出荷の最盛期は3〜5月頃だそうです。春の果物なのに「夏みかん」と呼ばれているわけです。もともと夏みかんが実をつけるのは秋でした。でも、その頃はすっぱすぎて食べることが出来ないので、木につけたまま酸味がやわらぐのを待って、夏に食べていたわけです。最近では品種改良が進み、かなり甘くなり、春先に出荷出来るようになったのですが、名称だけは「夏みかん」のまま残りました。


 夏みかんと聞いて、あまんきみこさんの「白いぼうし」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。タクシーの運転手の松井さんが主人公の『車のいろは空のいろ』という短編シリーズの中のお話で、小学4年生の教科書にも採用されています。

 タクシー運転手の松井さんは、田舎のお母さんが届けてくれた夏みかんを車にのせて運転していました。松井さんは、子供用の白い帽子に気付き、忘れ物だと思って持ち上げた途端、中から蝶が舞いあがりました。子供がつかまえておいた蝶を逃がしてしまったことに気付いた松井さんは、子供ががっかりしないように、かわりに夏みかんを入れておきました。

 ちなみに、あまんきみこさんは対談の中で、松井さんが乗せた少女がその時の蝶だったのか、夢だったのかは、読んだ人の思う通りでいいと言っていました。主人公は、教科書では「松井さん」としか出ていませんが、「松井五郎」という名前です。










甘夏柑 苗木
夏蜜柑(ナツミカン)の枝変わり種。比較的糖度が高い。※5号ポット苗木
1,300円








M8839 ジャンボ カップ&ボール
クライマックスには夏蜜柑ほどの大型フルーツを出現させることもできる「カップ&ボール」のジャンボサイズ(約、高さ10cm・口径8cm)です。見た目にはレギュラーサイズの倍近くに見え、効果も抜群です。真鍮製の手応えのある3個のカップと直径約30mmの大型ニットボール4個をセットし、毛糸の袋に入れてお届けします。
8,400円








【山梨ワイン醸造】四季の詩 (白) [辛口]
2005国産ワインコンクール銅賞受賞!厳選した勝沼町産甲州種を100%使用し、じっくりと低温醗酵させています。その後、シュール・リー(酵母と共に寝かされること)をし、熟成させ瓶詰めしています。グラスに注いだ色合いは、少しグリーンがかったパール色。橙・夏蜜柑といった柑橘類、柿、雨上がりの土や根菜のような香りがあり複雑です。味わいは、酸味と果実味がうまく調和。また、少しの苦味や、シュール・リーによる酵母の旨みもあり、味に奥行きを与えています。
1,800円

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夏蜜柑

2009/01/09 00:31

夏蜜柑(なつみかん)

 フィリピンのルクバンの地名伝説。




夏みかんの中から甘い品種を選抜甘夏(川野夏橙)(あまなつ(かわのなつだいだい)・みかん類)


全国菓子博覧会にて大臣賞受賞!萩で取れた大きな夏みかんの中をくり貫いて、皮の中に特製のよ...


 昔、3人の猟師の男達がラグナ州のマハイハイからやってきました。

 彼らは近くの密林で動物や鳥を狩りをしながら森の中を歩き、定住するのによさそうな場所を探していました。

 眺めのよい場所を見つけて大きな木の下で休んでいるとカラスの声が響き渡りました。

 カラスは凶兆なのでカラスの鳴く場所は避けて、あちこち見て回りました。

 そしてとうとう定住するのにふさわしい場所を見つけました。

 そこでは、三色の羽のカワセミがつがいでさえずっていたので、素晴らしい吉兆だとして3人はそこに住むことに決めました。

 そして小さな村ができました。その村の真ん中にルクバン(夏みかん)の木が育っていたので、地名をルクバンと名付けました。


 夏みかんの始まり。

 18世紀初頭に、山口県長門市の青海島(おうみじま)の海岸で西本於長(にしもとちょう)さんという女の子が、漂着した大きなミカンのような実を拾いました。

 彼女はその実を持ち帰って種をまき、大きな美しい実を実らせました。

 これが夏みかんのはじまり(原樹)です。

 大日比(おおひび)の海岸に近い西本家邸内に1本だけ残る夏みかんの原樹は、天然記念物に指定されています。


 夏みかんの出荷の最盛期は3〜5月頃だそうです。春の果物なのに「夏みかん」と呼ばれているわけです。もともと夏みかんが実をつけるのは秋でした。でも、その頃はすっぱすぎて食べることが出来ないので、木につけたまま酸味がやわらぐのを待って、夏に食べていたわけです。最近では品種改良が進み、かなり甘くなり、春先に出荷出来るようになったのですが、名称だけは「夏みかん」のまま残りました。


 夏みかんと聞いて、あまんきみこさんの「白いぼうし」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。タクシーの運転手の松井さんが主人公の『車のいろは空のいろ』という短編シリーズの中のお話で、小学4年生の教科書にも採用されています。

 タクシー運転手の松井さんは、田舎のお母さんが届けてくれた夏みかんを車にのせて運転していました。松井さんは、子供用の白い帽子に気付き、忘れ物だと思って持ち上げた途端、中から蝶が舞いあがりました。子供がつかまえておいた蝶を逃がしてしまったことに気付いた松井さんは、子供ががっかりしないように、かわりに夏みかんを入れておきました。

 ちなみに、あまんきみこさんは対談の中で、松井さんが乗せた少女がその時の蝶だったのか、夢だったのかは、読んだ人の思う通りでいいと言っていました。主人公は、教科書では「松井さん」としか出ていませんが、「松井五郎」という名前です。










甘夏柑 苗木
夏蜜柑(ナツミカン)の枝変わり種。比較的糖度が高い。※5号ポット苗木
1,300円








M8839 ジャンボ カップ&ボール
クライマックスには夏蜜柑ほどの大型フルーツを出現させることもできる「カップ&ボール」のジャンボサイズ(約、高さ10cm・口径8cm)です。見た目にはレギュラーサイズの倍近くに見え、効果も抜群です。真鍮製の手応えのある3個のカップと直径約30mmの大型ニットボール4個をセットし、毛糸の袋に入れてお届けします。
8,400円








【山梨ワイン醸造】四季の詩 (白) [辛口]
2005国産ワインコンクール銅賞受賞!厳選した勝沼町産甲州種を100%使用し、じっくりと低温醗酵させています。その後、シュール・リー(酵母と共に寝かされること)をし、熟成させ瓶詰めしています。グラスに注いだ色合いは、少しグリーンがかったパール色。橙・夏蜜柑といった柑橘類、柿、雨上がりの土や根菜のような香りがあり複雑です。味わいは、酸味と果実味がうまく調和。また、少しの苦味や、シュール・リーによる酵母の旨みもあり、味に奥行きを与えています。
1,800円

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